介護のコツ(立ち上がる&乗り移る)

今日で在宅介護を始めて10日が過ぎた。
これまでで知り得た介護のコツを記録しておくことにしよう。
これから介護をされる方の参考になるといいな♪

椅子から立ち上がらせる時のコツ

椅子から立ち上がらせようとして、上に引っ張るのはNG。
人間の自然な身体の動きは、立ち上がる時、座った状態から頭を前に移動してから腰を上げる。
実際に健康な体の大きな人であっても、座っているその人のおでこに指をまっすぐ当てて押さえると、押さえられている人は立ち上がれないんですって!
つまり、介護者は被介護者の前に立ち、前かがみになって頭を前に出して、こちらに倒れ掛かって欲しいとお願いする。
(うちの母の場合、足のつま先の前にある物を拾うように前かがみになって!とお願いすると上手くいくみたい。)

ベッドから車椅子に乗り移らせる時のコツ

まず足だけベッドの下に降ろしてもらい、上半身は肩甲骨の下に腕を差し込んで起こしてあげる。
膝の横にベッドに横づけした形で車椅子を置き、固定。
ひじ掛けが取れるタイプならベッド側だけひじ掛けを外し、被介護者に車椅子と反対側のベッドの柵を握ってもらい、介護者はその目の前に立つ。
立ち上がる動作をしてもらうと同時に、脇の下を持ってお尻を持ち上げ、くるっと90度お尻の向きを回転させて椅子の上にスライドするような形で座らせる。